ジャパングリッシュ辞典


世界に通じないぞ! そのおっそろしくヘンな外国語。
東南アジアで変な日本語を見つけたと言って笑ってられないぞ。
日本もそうとう変だぞ。外人が笑ってるぞ。

これ見て少しは反省しようと考えるか、
ジャパングリッシュは日本固有の文化だと開き直るかは、
あなたの勝手。

※ ジャパングリッシュJapanglish=英語の日本語方言 

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当ページhttps://funakoshiya.net/Japanglish.htm
発音サイト




 読み     
 スペル  
正しい読み(スペル) 
アイスキャンディー
(和製英語)
ice candyice-lolly 
アイロンironアイアン 
アヴァンギャルドavant-garde
(仏)
アヴァンガルド 
アウテリア
(和製英語)
outerier 
アジアAsiaエイシャ(英)
エイジャ(英)
アーシア(伊)
アシャ(西)
 
アズールazur, azure
(仏)
アジール青い空、青い色
アップルappleアプゥ 
アトリエatelier(仏)アタリェ 
アニメ
(和製略語)
animation 
ア・ハッピー・ニュー・イヤーA Happy New YearHappy New Year「ア」はいらない。
アフォガードaffogato(伊)アフォガート 
アメリカンコーヒー
(和製英語)
American coffeemild coffee 
アランフェスAranjuezアランフエスアランのフェスティバルではないんです。スペルをよく見ること。
アリバイalibiアラバイ仏語は同じスペルでアリビ。
イギリスEnglandイングランド 
イナバウアーIna Bauerイナ・バウアー背をそらして滑るのはレイバック。イナバウアーは足先を180度開いて横滑りすることで、背をそらす意味はない。
インディーズindieインディーindiesは別の意味になります。
インドシナIndochina(英)
Indochine(仏)
インドゥチャイナ(英)
アンダシン(仏)
 
ウイキッドWickedウィックトあまりにも自信たっぷりに宣伝してるので、その読みもありなのかなという気もしますが。
ウイルスvirus(英)
Virus(独)
virus(仏)
virus(西)
ヴァイラス
ヴィールス
ヴィリス
ビルス
 
ウエスwasteウェイストボロ布です
ウエストwaistウェイストウエストサイズの「ウエスト」
ウエハースweferウェイファー 
ウォーターwaterウォラー 
ウスターWorcetershireウスタシャー 
エウレカEurekaユリィカ「エウレカ」と読むのは日本人の一部だけ
エキスプレスexpressイクスプレス 
エクレアéclair(仏)イクレールエクレールもちょっと違うようです
エチケットetiquetteエティケット読みに関してはほぼ問題ないが、英語の語源となるétiquetteにはエチケットの意味がなく、ラベルやレッテルのことになるので注意を要する
エッチHエイチ 
エトランゼetranger(仏)エトランジェ 
オルゴールorgel(独)オルゲル英語は"music box"
エネルギーenergy(英)
Energie(独)
energie(仏)
エナジー
エネルギ
エネルジ
ドイツ語の読みで合ってるようですが、勘違いもあるようなので、念のため。
エブリボディーeverybodyエビィバディ 
エプロンapronエイプランエイプロンと発音することもある。
オーデコロンeau de cologne
(仏)
オードコローニュ意味は「ケルン(地名)の水」。
オーブンovenアヴン 
オスプレイospreyオスプリミサゴのこと
オリックス・バファローズOrix Buffaloes 言葉としての間違いはどこにもないが、球団名としては誤り。オリックスは偶蹄目ウシ科の、カモシカのような動物。バファロー(バッファロー)は同じく偶蹄目の野牛の総称。似ても似つかぬものを重ねる球団名は、大リーグからは失笑の対象になっている。
オルグorganization,
organizer
組織を作ること、作る人。
オルゴールorgelオルゲルオランダ語です。英語はミュージック・ボックスmusic box。
     発音サイト Farvo
カービン銃carbineカーバイン 
ガツ
(牛や豚の胃)
gutガットゥ消化管、内蔵
カップルcoupleカプゥ 
カツレツcutletカトリット 
カプセルcapsuleカプシュール、
カプサル
 
カモミールchamomile, camomilleカモマイル(英)
カモミーユ(仏)
 
亀犬come inカミン 
ガラシャGratia(ラテン語)グラティア 
ガラスglassグラス 
カリカチュアライズcaricatureカリカチュア戯画化
カレーcurryカリ 
キーホルダー
(和製英語)
key holder 英語ではkey chainかkey ring。
キャベツcabbageカビッジ 
キャラメルcaramelケァラメル 
キャラコcalicoケァリコウ 
クローズアップclose upクロースアップ 
クロスバイク
(和製英語)
cross bike海外では主にハイブリッドバイクhybrid bicycleと呼ばれるタイプ。
グロッキーgroggyグロッギー 
クロワッサンcroissant(仏)コワッソン 
ケーキcakeケイク 
ゲラgalleyガリ 
ゲロッパget upゲラップ 
コーヒーcoffeeカフィ 
コールコーヒーIced coffeeアイスドコーヒー「アイスコーヒー」もペケ
コカインcocaineコケイン 
コクーンcocoonカクーン繭 仏語ではcoconココン
コップcupカップ 
コテージcottageカティジ、
コティジ
カッテージチーズの「カッテージ」も同じ。
ゴリウォーグGilliwogゴリウォッグ、
ガリワッグ
黒人の人形キャラクター。
コロッケcroquette(仏)クロケット 
コロネ
(コルネ)
corno(伊)
corne(仏)
コルノ
コルヌ
「角」
コンクールconcours
(仏)
読みと意味は合っています。フランス語なのでフランス語圏と日本でしか通用しません。英語はコンペティションcompetitionかコンテストcontest。
コンセントconcent 英語ではAC outlet、もしくはplug socketという。concentは英語圏で一般に使われない単語。consentは別の単語。
コンチネンタル・タンゴ
(和製英語)
continental tango 英語では"European tango"
ザ・+ア行名詞the ...ジ・+ア行名詞"W"や"V", "Y"から始まる単語は、カタカナでは「ウ」「ヴ」「イ」であっても、子音なので「ザ」。
サービス(サーヴィス)service "service"に日本語の「サービス」の意味はなく、業務全般を意味する。日本語のサービスに相当するのは"complimentary"。
サイダーsoda popソーダポップciderはリンゴ酒
サインsignature, autographシグネチュア、オータグラフautographは著名人の場合。一般人はsignature
ザ・ファブルThe Fableザ・フェイブル映画タイトル
ちなみにフランス語では「ル・ファーブル」
サプリメントsupplementサプルメント 
ジーパン
(和製英語)
jeansジーンズ 
ジェットコースターroller coasterローラーコースター 
シチューstewステュー 
シャープペンシル
(シャーペン)
(和製英語)
mechanical penメカニカルペン 
シャツshirtシャートゥ 
ジャッキjackジャック 
シャッポchapeau(仏)シャポゥ 
シャンパンchampagne(仏)シャンパーニュシャンペンも誤り
シュークリームchou a la creme
[à la crème]
(仏)
シューアラクレーム 
ジュースjuice 外国では果汁飲料を指し、清涼飲料を意味する言葉ではない。清涼飲料は、英語ではソフトドリンクsoft drinkとなる。日本でも食品表示基準上は100%果汁のみがジュースではあるが、誤用が一般化している。
シュミレーションsimulationシミュレーション 
シュラスコchurrasco
(ポルトガル)
シュハスコ 
ジョッキjugジャグ 
シリコン
(シリコーン)
silicon(英)
silicone(仏)
silicone(伊)
silicona(西)
シラカン
シリカン
シリコーネ
シリコナ
シリコンって、何語なんでしょうか?
ジレンマdilemmaディレンマ 
シンドバッドSinbad, Sindbad読みはシンバッド 
スイッチswitchスウィッチ 
スカボローScarboroughスカーバラ 
スケジュールscheduleスケジュー(米国)
シェジュー(英国)
 
スタジアムstadiumステイディアム 
スタジオstudioステューディオ 
スチールstillスティル静止写真
ステッカーstickerスティカー 
ステッキstickスティク 
ステロタイプstereotypeステレオタイプフランス語ではステレオティプ
ステンドグラスstained glassステインドグラスステンレスも小さく「イ」が入る。
ストライキstrikeストライク 
ストリキニーネstrychnine
(英)
Strychnin(独)
ストリクナイン
ストリクニーン
ストリヒニーン
 
スパンコールspangleスパングルちりばめる
スペアミントspearmintスピアミントスペア(spare)との混用がある。
ズボンjupon(仏)ジュポン 
スポンジspongeスパンジュ 
スマートsmart 発音は許せるとしても、意味が違う。体つきが細いという意味はない。
スムーズsmoothスムース 
セミナー
ゼミナール
seminarゼミナー(独)
セロリ
セルリ
celeryセラリ 
ダースdozenダズン 
タイガースTigersタイガーズ 
タカラジェンヌTakarasienne スペルが誤り。"Takarazienne"が正解。
ダックスフンドDachshundダックスフントドイツ語だが、日本以外では「ダックスフント」が正解のようだ。
タン(舌)tongueタング 
チームteamティームお茶をティーと読むくせに、これは「チーム」と読む。ただし英語圏でも「チーム」に近い発音をする人はいる。
チャックシールchuck seal 正しくは「ジッパーバッグzipper bag」。一部の方言かもしれません(某生協だけ?)。
チャップリンChaplinチャプリン 
チャルメラcharamela
(ポルトガル)
チャラメラ 
チョッキ
(和製英語)
jacket  
ツナtunaトゥーナ 
ティーンエイジャーteenagerティーネイジャ13歳から19歳までの少年少女。10〜12歳はティーネイジャではありません。
ディフィカルトdifficultディフィコゥ 
テーマthemeスィーム、
シーム
 
デコパージュdécoupageディクパージュ 
デッキdeckデック 
デトックdetoxデトックス本来のスペルはdetoxification
デニッシュDanishデイニッシュ「デンマークの」という意味。日本のデニッシュパンのことを本場デンマークでは「ヴィナーボズWienerbrød(ウィーンのパン)と呼ぶ。
デノミネーション
デノミ
redenomination 意味は「貨幣単位」。切り下げの意味はない。接頭辞の"de"を「反」の意に読み違えた勘違い。
テレビTV setティーヴィーセット 
テンプラtemperoテンペロ 
トゥギャザーtogetherトゥゲザー 
ドールdollダル、ドル 
トマトtomatoトメイト(米)
トマト(英)
両国で明確に発音が異なるので注意を要する
トランプtrump trumpの意味は「切り札」。語頭を大文字にすると「危険なカード」という意味になる。
ドルdollarダラー 
トロッコrail truck  
ドンファンDon Juanドン・フアン「ア」は小文字ではありません。
ナイター
(和製英語)
night game  
ナフキンnapkinナプキン「布巾」との混同
ナルシズムnarcissismナルシシズム 
ニュースnewsニューズ 
パーテーションpartitionパーティション 
パーマ、パームpermanent wave 「パーマ」だけでは海外で通じません
バームクーヘンBaumkuchen(独)バウムクーヘンバームクーヒェンも誤り
バクダッドBaghdad, Baġdādバクダード 
パセリpersleyパースィー 
パソコン
(和製略語)
personal computer  
ハツheartハート 
ハネジューhoney dewハニデュー 
バリュエーションvariationヴァリエーションそこになぜ余計な「ュ」が入るんかね
バレーボールvolleyballヴァリィボール 
ハローウィンHalloweenハロウィーン最近は正しい表記が主流になった。
パンpão
(ポルトガル)
パォンフランス語では「pain」で「パン」と読む。が、パンはポルトガル語由来の言葉。
ピープルpeopleピーポー 
ピーマンpiment(仏)ピマンピマンpimentは唐辛子の仲間全体をさす言葉。ピーマンはポワヴロンpoivronもしくはトゥテピスtoute-épice
ビールbeerビア 
ビールスvirus(英)
Virus(独)
virus(仏)
virus(西)
ヴァイラス
ヴィールス
ヴィリス
ビルス
 
ピエロPierrot, clown(クラウン)道化師という意味ならクラウンclownとすべき。ピエロは道化のキャラクターの一つ。クラウンは普通名詞だが、ピエロは固有名詞。
ビザvisaヴィーザ 
ピザpizza(伊)ピッツァ、
ピツァ
 
ビジネスbusinessビズニス 
ビスケットbiscuit(英)
biscoito
(ポルトガル)
ビスキット
ビスコイト
 
 
ヒッチコックHitchcockヒチコック 
ビニールvinylヴァイナル(英)間違いとは言えない。ドイツ語のVinylはビニール、フランス語のvinyleはビニルと発音する。
ビフテキbifteck(仏)ビフテク 
ビブレvivre(仏)ヴィーヴル 
ビューティフルbeautifullビュリフォー 
ピューマpumaプーマ 
ビラbillビル 
ヒレfilet(仏)フィレ 
フィメールfemaleフィーメル(フィーメール) 
フィンfin(仏)ファン 
フードhoodフッド 
フォワードforwardフォーワァド 
ブッセbouchee
[bouchée](仏)
ブシェ 
ブラシblushブラッシュ 
フラワーflowerフラウア 
プリンcustard puddingカスタードプディング「プディング」のみではケーキ菓子になってしまう。
ブルーツポンチfruit punchフルートゥパンチポンチ絵のポンチもパンチ。
ブルマBloomerブルーマー 
ブレーキbrakeブレイク同じ発音のbreakは別単語
プレミアpremière(仏)
premium(英)
ブレミエール
プレミアム
外来語としての日本語と原語とは、意味が違う。
プロフィールprofileプロファイル英国は米国と微妙に発音が違ってるようで、「プレファイル」ぐらいに発音している。
ベースアップbase up 正しくは"wage increase"
ペチカпечка(露)ピェーチカ、
ペィチカ
山田耕筰の童謡『ペチカ』は、自筆曲譜に「ペティカ」と表記されているそうです。
「ペィチカ」と歌っている例もある。
ペットボトルPET Bottle 英語ではplastic bottle
ヘップバーン、ヘボンHepburnヘッバン 
ベビーbabyベイビィ 
ペンキpek(蘭)ペク 
ペンシルpencilペンシュー 
ホイップwhipウェップ、ホェップ「フィップ」はなさそうです。
ホイルfoilフォイル 
ボール紙cardboard,
pasteboard
カードボード、
ペイストボード
 
簿記bookkeeping  
ポケット、
ポッケ
pocketパキッ 
ポストpostポゥストゥ 
ホチキス、
ホッチキス
staplerステープラーホッチキスHotchkissは社名であり商標。
ホットケーキpancakeパンケイク和製英語
ボディーbodyバディnice bodyはJapanglishでもナイスバディという。
ポテトpotatoポテイト 
ボリショイBolshoiボルショイ 
ポンジュース(商標)Pom Juiceポムジュース「ポン」なら"Pon"にすべき。
ボン・ジュールBon jour 読みは正しいが、音は右上がりではなく、右下がり。
マーガリンmargarineマルガリーヌ(仏)
マージャリン(英)マーガリーネ(独)
 
マシュマロmarshmallowマーシュマロー 
マズルカmazurkaマザールカ 
マネーmoneyマニ 
マリネmarinadeマリナード(仏)マリネmarinéは形容詞
ミシンmachineマシン 
メークインmay queenメイクィーン五月祭の女王
メタンmethane(英)
Methan(独)
メセイン(英)
メターン(独)
読みは英語というよりドイツ語からきていると思える。
メリアスmediasメディアス 
メリケンAmericanアメリケン 
モアレmoire(仏)ムワール 
モビールmobile(伊・英)
モビーレ(伊)
モバイル、モービル(英)
 
モルタルmortarモールタル 
モンキーmonkeyマンキ 
ユーアーノットアイYou are not eye. 「お前なんか目じゃねえ!」と、とある女子プロレスラーが言ってましたね。
ラインアップline upライナップ 
ラジオradioレディオ 
ラッパtrumpet トランペットを語源とする説はあるが、定説なし。
ラムネlemonadeレモネイド 
ラベルlabelレイベル 
ランドセルransel(蘭)ランセル背嚢
リトルlittleリルゥ 
リブレオフィスLibreOffice(仏+英)リブルオフィス統合アプリの名前で、すでにWikiで「リブレオフィス」と表記され、それが一般化している。が、読み間違い。
レベットrivetリヴィト 
リムジンlimousine
(仏)
リムザン 
リュックサックRucksack(独)
rugzak(蘭)
ロックサック
リュックサック
 
ルパンLupinリュパン(仏) 
レシピrecipeレサピ(米国)、
レシピ(英国)、
レシペ(仏)
元はラテン語
レタスlettuceレティス 
レディ(女性)ladyレイディ「レディ」は"ready"なので、意味が通じない。
ロージンrosinロジン、
ラジン
 
ローヤルroyalロイヤル 
ロクシタン、ロキシタン

L'Occitane
ロクシターヌ 
ワイシャツwhite shirtホワイト・シャトゥ 
ワクチンVakzin(独)
Vaccine(英)
Vaccin(仏)
Vaccino(伊)
Vacuna(西)
ヴァクツィーン
ヴァクスィーン
ヴァクサン
ヴァッチーノ
バクーナ
ワクチンという発音は日本独自?
ワルツwaltz(英)
valse(仏)
Walzer(独)
valzer(伊)
vals(西)
ウォールツ
ヴァルス
ヴァルツァー
ヴァルツァー
バルス
ワルツという発音の由来が不明。
 
 英語の定冠詞の"the"は、次に続く名詞が子音で始まる場合に「ザ」と読み、母音で始まる場合は「ジ」と読む。

 こんなことは誰でも知ってるはずですよね。でも映画のタイトルでは往々にして、母音始まりなのに「ザ」と表記する例が多い。それを聞いて違和感を覚えないんだろうか。

 『ザ・アマチュア』『ザ・アウトロー』『ザ・インターネット』『ザ・エージェント』『ザ・エンド』『ビヨンド・ザ・エッジ』『ザ・インタビュー』。まだまだある。たくさんある。たいていは原題に"the"がついていません。

 次のような例はどう判断されますでしょうか。『レディ・イン・ザ・ウォーター』『マイク・ザ・ウィザード』『ザ・ウォール』『ジングル・オール・ザ・ウェイ』『ザ・ウォリアーズ』『ザ・ヴォイド』。

 もっとあるのですが、これぐらいにするとして、これらはすべて、正解です。子音で始まる場合は「ザ」なんです。"wa" "wi" "vo"。これらは子音です。イースト菌の"yeast"も子音始まりです。『ザ・イースト』という映画がありますが、この場合は"The East"なので、読み間違いです。

 『THE INFORMER 三秒間の死角』はなんと読むのでしょうか。なんと、「いんふぉーまーさんびょうかんのしかく」ですと。最初の"THE"をはしょって読んでるタイトルは時々見かける。冒頭で「ジ・」と表記するのをなぜか避けたがっている。



街中ジャパングリッシュ拾い歩き
恥ずかしいぞ。笑われてるぞ。街中に外国人はうようよいるぞ。
あーる de 右京

Art de Ukyou

「あーる」はフランス語のアートだと紙面に書いてある。なら、"de"は「デ」ではなく、「ド」。「あるド右京」でもよかったのではないか。ガラ悪いてか?
インド

IND

JOHNAN(株)のアブラトールという製品の箱です。"MADE IN IND"って、なんですかね。ここは普通、国名が入るでしょう。やっぱりこれって「インド製」ということなのかな。
インポータント

inportant

MOVIX京都の館内ポスター。このインポータントは何か特別な意味でもあるのかと、一瞬思った。そもそもこんなスペルは存在しない。"important"です。
エスクール

S.COEUR

間違いとは言えないが、こんなふうにどデカく大文字で表記されると違和感が強い。正しくは"cœur"で、読みは「ケール」に近い。意味は「心臓、心」で、フランス語。
ちなみに"hair"は英語。"stella"はイタリア語です。あまり考えてないネーミング。
エステティーク

Esthetiqe

なんか違和感あるなとよく見たら、ラストの"Q"と"E"の間の"U"が抜けている。
エリカ

Elica

店名のスペルミス。違和感ありますが、まあそれでもいいか。
カフェ・ド・クリエ

Cafe de Crie [Café de Crié]

似非フランス語。"Crié"は"Crier(叫ぶ)"という動詞の過去分詞。英語のcreateからという説明はありますが、冗談のようなこじつけで、常識的には通りません。単なる間違い。
カフェ・ド・コガネムシ

Cafe [Café] do Koganemushi

カフェは正確です。なのになぜ、"do"なのか。痛恨のミステイク。蛇足ながら、「コガネムシ」は地名の小金塚からとった模様。
グーテ・デ・ロワ

Gouter de Roi

「王様のおやつ」という意味。ガトーのフランス語表記にはアクセント記号がついてるのに、グーテ(Goûter)のほうにはなぜかついてない。それに"de"は「デ」じゃなくて「ド」ですよ。「グーテ・ド・ロワ」です。初歩的なミス。
クオレ

Quolor

大魔神を撮ったのですが、バックにあるスーパーの店名にひっかかった。これは造語。でもスペルは変。
グランプリエ

Grand Plie
[Grand Plié]

スペル、合ってるんです。その点は文句なし。ただ、なぜ「バレエの大股開き」なのかがわかりません。
クリームパン

cream pan

業務スーパーのオリジナル商品。これはひょっとして海外でも通用するのかな、という実例。この場合、"pan"は何語なんでしょう?
クレアトール

Creator

長岡京市にあるマンションです。英語だとクリエイター。何語のつもりなんでしょ。いちおうわかる範囲で調べましたけど。
クレープ

crépe

「クレープおじさん」という店。自信たっぷりな感じで最初の「e」にアクセント記号を入れてるけど、間違い。"crêpe"です。サーカムフレックスという山型記号。フランス語は難しいですね。
クローズ

cloose

Vincoloというイタリアレストランのドアにかかってた札。閉店札だろう。ひょっとしてイタリア語かもと思った。単純ミスらしい。Vincoloはイタリア語で「固い絆」。ヴィンコロですけど、ここではビンコロと表記してます。
コアノンロール

core non roll

生協のトイレットペーパー。芯なしロール紙のこと。「芯+なし」で"core non"なんですって。「コアノンロール」だと、ロールペーパーなしの芯だけ売ってるという話になります。
光洋

KOHYO

スーパーのチェーン店。このスペルで「コーヨー」と読ませるんですって。何語?
サテライト

Sateraito

見ての通り、クラウドサーヴィスの会社です。サテライトオフィスが社名。サテライトをローマ字にするんなら、オフィスは当然"Ofisu"だろう。ウェブサーヴィスの企業として世界に通用する名前かどうかは別にして。
シュープラザ

Shoe Plaza

この店は勘違いしている。左右ペアでセットになるものはすべて、"s"をつける必要がある。靴をシューズ(shoes)というのはそのせい。ソックス、パンプス、ブーツ等々。
ショコラ

chocola

フランス語のショコラ(のつもり)らしい。"t"が抜けてます。ネイルと付けまつ毛のお店やさん。
シルキーハイツ

Shilky Heights

"Silky"です。Silly Height (おバカ団地) と名前を変えなさい。
頭上注意

Watch Your Head

これって合ってるのかな。"Overhead Caution"のほうが正しそうだけど。
スポルティーヴァ

Sportiva

意味は女性アスリート(イタリア語)。羽生結弦は女性だったんですか。男性アスリートなら "Sportivo"。
セント・ヒルズ

Seint Hill's

脱力の笑いです。
ソレイユ・ラ・メゾン

Soleil Ls Maison

SoleilもMaisonも合ってるし、読みも合格。なのに、なぜ「ラ」が"Ls"なのか。
デ・マッセ

de masse

パチスロの社名として本当にあるらしい。フランス語で用法として存在する。ただしその場合、発音は「ドマス」もしくは「ドマセ」。
デ・ラ・ピエール

De la Pierre

ラブホ。ピエールはイタリア語でもスペイン語でもなく、フランス語なので、接続詞は「デ」じゃなく「ド」。ピエールは男性の固有名詞なので定冠詞「ラ」は入れない。しかも「ラ」は女性普通名詞につける定冠詞です。正しく表記すると「ド・ピエール De Pierre」。
トリック・オア・トリート

toric or treat

トリートtreatは合ってます。万代長岡京店にて。
ノー・フォト

No Photo

「写真ありません」って、駐車場だろ? どういう意味で書いたのか。
バーバー

Bar Ber

よくある間違いですが、この店は相当な自信を持って掲げてるようなので、取り上げないのは失礼かと思って。
パーム

parm

つい見過ごしそうですが、"a"ではなく"e"です。
ハイクォリティクリーニング

Hight Quality Cleaninig

スペルミス2箇所。ちなみに"hight"は「滑稽」という意味です。
バケット

Baqet

それなりに名の知れたパン屋のようだが、小骨が刺さるような違和感あるスペル。 "Baquet"でしょ。ただし意味的にはパン屋とつながらないが。
ピーターパン

Peaterpan

ワケありであえて"a"を挿入してる可能性もあるが、たいがいは無知ゆえでしょう。
ビコロール

bicolor

bicolorは英語で、ビカラー。ビコロールはフランス語でbicolore。読みとスペルが合ってない。どちらも「2色の」。何がどう2色?
フーフォレ

Fou Foret [Forét]

衣料ハンガーにあった単語。いろいろとおかしい。Foret [Forét]ではなくForet [Forêt]です。語順も逆と思う。それらが正されたとしても、「気のふれた森」というのは何を意味してるのかと疑問に思う。
フェルブランク

fer-blanç

ブリキ屋さんなのでfer-blanc。でも下に余計なものがくっついてfer-blançになっている。無意味。
フランス屋

FURANSUYA

ぶったまげてしまった。ChocolatとかPatisserieとかはいちおうOKなのに、なにゆえ?
プランタン

primtemps

茂田井武の画集の表紙。フランス語の「春」ですが、スペル間違えてます。"printemps"です。
ブランチ

blunch

軽食屋。"lunch"に引きずられたスペルミス。"brunch"です。
プリオーレ

Prior

そのスペルだと英語の「プライアー」。イタリア語のプリオーレは"e"をつけて"Priore"。
フランス菓子
ヘンゼル

Hänsel

スペル、OKです。でも、ドイツ語ですよ。
プランドール

Prendre

「ドール」と伸ばさない。「プランドル」です。「取る」という動詞ですが、名詞の意味はなさそう。マンション名として適切なのかどうか、よくわかりません。意味も調べず適当に名づけた、とか。
ボンジョルネ

bonne jornee

"u"が抜けている。bonne journee [journée]はフランス語で「よい一日を!」という意味だそうです。
マイナー・リーグ

Miner League

いやいやそれはちょっと違うと思うよ。 "Minor"ですよ。それじゃ別な意味になってしまいます。ちなみにこれは甫木元空監督の『はるねこ』という映画のポスター。撮りにくいポジションで、カメラが写り込んでしまいました。
ヨーデル

Yoodell

パチンコ屋です。ドイツ語のヨーデルは"Jodel"。シャレなので、いいけど。L二つなのはパソコンメーカーを意識してのことなのか。ちなみに「ヨーデル」は下剤もあるようです。
ラ・カフェ・ケニヤ

La Caffe [Caffè] Kenya

イタリア語。カフェは合ってるんですけど、「ラ」じゃない。カフェは男性名詞なので「イル Il」。イル・カフェ・ケニヤです。
ラクエ

Laque

余計なツッコミばかりもどうかと思ってたが、どうにも違和感が突き刺さる。造語ですが、"Laque"は「ラクエ」と読めない。「ラク」か「ラケ」です。
ラセーヌ

La Seane

見つけてびっくり。これじゃ「ラ・セアーヌ」。「ラ・セーヌ」なら"La Seine"です(本来、地名に定冠詞はつけないが、無理やり普通名詞として使ってるものとみなす)。ラセーヌのマンションは他にもたくさんあるようだけど、表示スペルを確認できません。ちなみに同じ「ラセーヌ」で"La Saine"とか"La Scene"とか、いろいろ見つかりました。どれもペケ。
ラドルチェ

La Dolce

「ラ・カフェ」と同じです。「ドルチェ」の名詞形は男性名詞。定冠詞が間違っています。正しくは「イルドルチェ」。スカな脱毛サロンチェーン。
リズム

R.ism

まさかこれ、外来語のリズムのつもり?と思ったが、ピリオドが入ってる。その場合、「アールイズム」表記すべきだ。
ルマンド

Lumonde

ブルボンの菓子の名前。フランス語の「ル・モンドLe monde」が語源とする造語のようなんですけど、どう考えてもこのスペルはひん曲がっています。
ルミエール

Lumiere cafe [Lumiére café]

「リュミエール」のほうが近いというのはともかくとして、スペルが間違っている。Lumiere [Lumière] です。アクセント記号は右下がり。カフェのスペルは正しい。
阪急長岡天神駅近くに Lumiere et Vent という雑貨屋がある。こちらはアクセント記号を省いている。光風台の住人らしく、「光と風」というネーミングです。
ルミェール

Rumiere

惜しいミスだが、見逃すわけにいかない。
レ・ジェイド

Le Jade

新築中のマンション。何語のつもりのネーミングなのか、理解に苦しむ。フランス語なら「ル・ジャド」。翡翠です。
レスポワール

L Espoir

"L"にアクセント記号がついた文字はありません。"L'"です。アポストロフィーです。点を打つ位置が違ってる。
ロータス

Lotas

痛恨のミステイク(正しくは"Lotus")。車検屋さんか何かでした。周山街道にて。
     
   このあとも続々拾い出し予定